楽天スーパーアフィリエイトとは、WEBサイト等の広告媒体を運営するパートナーが楽天市場に出品している店舗や楽天グループの広告を掲載し、広告経由の売上金額、件数等に応じて広告掲載費用が発生する、インターネット広告の仕組みです。店舗は広告経由で商品が売れた場合のみ費用が発生し、商品ディレクトリIDごとに定められた報酬料率(2%〜4%)で成果報酬をパートナーに支払います。
RPP 広告に関してはこちらをご覧くださいませ。
楽天スーパーアフィリエイトのメリット
広告費率が売上に対して常に一定
広告の掲載段階では費用は発生せず、広告経由で商品が売れた場合のみ費用が発生します。クリック数に応じて広告費が増える(CPC広告)のように、売上が上がっていないのに費用が発生する心配はありません。
掲載にかかるコストがほとんどゼロ
RMSに商品画像や店舗ロゴを登録するだけで、自動的にアフィリエイトリンクとして登録され、パートナーが閲覧・掲載できる仕組みになっています。また、店舗が独自に制作したバナーを登録する事も可能です。
複数サイト、長期間の掲載による認知拡大
パートナーに注目された店舗や商品はアフィリエイトサイトに幅広く掲載されるため、認知拡大を狙えます。一度掲載された店舗や商品は、パートナーが削除しない限り継続的に掲載されます。
楽天ROOMとの違い
似たようなサービスに楽天ROOMがあります。一言でいうと、楽天ROOMとは楽天アフィリエイトができるSNSです。my ROOMに紹介したい商品を掲載し、楽天ROOM経由で売れた場合のみ報酬が発生する仕組みとなっています。フォロー機能やいいね機能があり、アフィリエイターはフォロワーの囲い込みが可能です。SからEのランクによって、ルームランクボーナスというインセンティブが発生するランク制を採用しており、C~Eまでは楽天アフィリエイトと同じ報酬率となっています。しかし、ランクがB以上になると、ボーナスが発生するため楽天ROOMの方が報酬率が高くなる特徴があります。
楽天EC売上をアップさせるアフィリエイトの活用方法
アフィリエイトのビジネスモデル
そもそもアフィリエイトとは、アフィリエイターが自ら運営するホームページやブログなどのWEBサイトに、広告主の商品やサービスを掲載し、売れた商品に応じて報酬が発生します。掲載場所に訪れた消費者が広告をクリックし、成果報酬型広告を配信しているアフィリエイト・サービスプロバイダー(ASP)を経由して広告主のサイトへ誘導される仕組みになっています。広告料を支払い、特定の場所に掲載する広告とは大きく異なり、「クリック課金」を設定していない限り、ユーザーが自社サイトに来ただけではアフィリエイターへの支払いは発生しません。商品を購入したり、資料を請求するなどの広告主が設定した成果となる行動を消費者が行なった場合に初めて報酬を支払う仕組み(CPA)になっています。
アフィリエイターに扱いたいと思わせる
アフィリエイトに登録してもアフィリエイターに選ばれなければ始まりません基本的にアフィリエイターは報酬を最大化できる商品を優先的に掲載します。楽天アフィリエイトでは、1商品あたりの報酬額が1,000円までとなっています。また、同じ消費者から複数回購入が合った場合、月3,000円までと上限額が設定されています。たとえば報酬率2%のカテゴリの15万円の商品が売れた場合、15万円×2%=3,000円となりますが、この場合の報酬額は上限額の1,000円になります。したがって、アフィリエイターが得られる報酬額から逆算して設計することやアフィリエイターが商品の魅力を伝えやすいように詳細情報を提供する等の工夫が必要です。
まとめ
楽天スーパーアフィリエイトを活用することで、リソースがなくても、労力をかけずに販促活動が可能になります。アフィリエイトの仕組みを理解し、うまく活用することでEC売上アップを狙えます。同じく広告費をかけずに売上を成長させる方法としてSEOがあります。ECコンサルのSEO対策完全版では上級者向けの方法もご紹介していますのでぜひご活用ください。