
「ECカート 無料」で探す前に知るべきこと【2025年完全版】
1. そもそも“無料ECカート”は本当にゼロ円?
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初期費用・月額は¥0でも「決済手数料」と「追加アプリ費」が発生
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無料プランは独自ドメイン不可・在庫数制限・広告表示など“成長の壁”が存在
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どのサービスでも売上が増えるほど手数料が重くなるため、年商300〜500万円が分岐点
例:Square オンラインビジネスは月額無料だが決済3.6%が必ず発生 Shopify
2. 人気“無料”ECカート7選:特徴と手数料
サービス | 初期/月額 | 決済手数料(クレカ) | 独自ドメイン | 主な強み |
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BASE | ¥0 / ¥0 | 3.6%+40円 | × (有料アドオン) | テンプレ豊富・アプリ200種以上 ジョブプロジェクト株式会社 |
STORES | ¥0 / ¥0 | 3.6% | △(PROは可) | CSV商品一括登録が無料でも可 ネトデジ |
Square オンライン | ¥0 / ¥0 | 3.6% (最安) | ○ | 実店舗連携のPOSが標準装備 Shopify |
Shopify(Starter) | ¥1/日 (年払約¥365) | 5.0%+¥30 | ○ | SNS販売特化・3日無料体験 LISKUL |
Wix Freeプラン | ¥0 / ¥0 | 決済時4.5% | ×(広告表示) | ノーコードでLP兼ブログ併設可 wix.com |
Ecwid Free | ¥0 / ¥0 | 3.9% | △(有料で可) | 10商品まで多チャネル連携 |
カラーミーショップ Free | ¥0 / ¥0 | 4.0%〜 | × | 国産老舗・有料プランへ移行容易 |
Tip:同じ無料でも「決済手数料」と「独自ドメイン可否」がコスト差を生む。月商50万円を超えたら有料プランのほうが安くなるケース多数。ネトデジ
3. ケース別おすすめ選択フロー
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個人・副業で小規模
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初期費用ゼロが絶対条件 → BASE/STORES
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SNS販促が中心ならBASE、商品点数多いならSTORES
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実店舗を持つ小売・飲食
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レジ連携重視 → Square オンライン
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オンライン注文▶店頭受取を無料で実装可
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将来 本格的に越境や大規模展開
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早期にShopifyへ。最初はStarterで低コスト試行、商品構成固まったらBasicへアップグレード
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コンテンツマーケを主軸
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ブログ&LPの柔軟性重視 → WixまたはSTUDIO+BASEの組み合わせ
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4. 無料プランの“落とし穴”と回避策
よくある壁 | 症状 | 乗り越え方 |
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独自ドメイン不可 | ブランディングに不利/SEO弱い | 年商100万超えたらPROへ即移行 |
外部アプリ課金 | レビュー・定期購入など有料 | 月額固定+機能込みの有料カートに一本化 |
決済手数料高 | 利益率圧迫 | 決済代行を自選できるカラーミー有料・makeshopへ |
広告バナー表示 | サイト信用度低下 | バナー非表示オプション(月額1,000円前後)が投資対効果◎ |
5. スケール時の“乗り換え”ロードマップ
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フェーズ0:BASE/STORESで市場テスト
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フェーズ1:月商50万→Squareまたはカラーミー有料でコスト最適化
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フェーズ2:年商1,000万→Shopify Basic+有料テーマで国際対応
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フェーズ3:年商1億→Shopify PlusまたはMagentoでD2Cグローバルへ
6. 当社が無料ECカートを推奨する3つの基準
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事業フェーズとコスト回収ラインを数値化
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“無料で学び、早く有料化する”時間設計
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決済・物流・広告をワンストップで拡張できるエコシステム
まとめ:無料プランは“加速装置”。使い切ったら次へ進もう
「ECカート 無料」の選択はスタートダッシュには最適ですが、売上成長とともにコスト負担・機能制限が急増します。立ち上げ→検証→乗り換えを最速で回し、黒字化のスピードを上げることが成功の近道です。
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最後までお読みいただきありがとうございます。あなたのビジネスに最適な“無料ECカート”選びを全力でサポートします!
※本記事の内容は 2025年6月現在で公開情報をもとにまとめています。
料金・機能・サービス仕様は予告なく変更される場合がありますので、最新・正確な情報は必ず各サービス公式サイトでご確認ください。当社では本記事の情報利用により生じたいかなる損害についても責任を負いかねます。